リフォームで住宅を長寿命化

海外に比べて、日本の近代住宅は寿命が短いと言われています。
海外の住宅は50~80年はもつよう建てられているのに対し、日本の住宅は50年どころか30年そこそこ。
父が子供の頃に建てられた我が家もそろそろ寿命か・・・なんて話を聞いたことがありませんか?
先祖が建てた家を子孫に受け継がれないとは、なんと悲しいことでしょう。

日本の昔の家は100年ぐらい変わらずそこに在り続けるなんて当たり前のことでした。
家の築年数が100年を超えれば古民家と称され、人々から賞賛されたものです。
家の外装や建具などは数年ごとにとりかえるものの、枠組みや柱などは何年経っても老朽化しすぎることは無かったのですね。

しかし現代ではどうでしょう。
住宅とは建ててしまえばあとは年数を経るごとに老朽化していくもの。
建築当初から数十年後には建て替えることまで考えていることさえあります。
まるで、取り壊されるために住宅が建っているかのようではありませんか。

このような嘆かわしい事態をなんとかしようと、最近では長寿命住宅の取り組みも盛んになりつつあります。
海外の住宅と負けず劣らずの寿命をもつ住宅を建てようということです。

この取り組みは建築の場合に限らず、実はリフォームに関しても行われているのをご存知でしょうか。
リフォームは住宅の老朽化部分を直したり新規設備に取り換えたりすることというイメージが強いですが、住宅そのものの長寿命化にも努めようと考えられるようになってきているのです。

DIYでリフォーム

日本では住宅のリフォームとは業者に依頼するものという風潮が強いですが、アメリカでは住宅リフォームとは自分で行う・・・つまりDIYでするものという考えがあります。
日本でDIYというと、家具や日用品を自分で作ることと考えられていますが。
大きなものではウッドデッキなどもDIYできますが・・・

DIYでのリフォームといっても、雨漏りする屋根の穴を塞ぐといった程度のことではありません。
アメリカの住宅リフォームの凄いところは、外壁さえも自分で塗ってしまうという、プロ並みのリフォームまでも自分で行ってしまうことです。

アメリカでリフォームがDIYとなっているのは、リフォーム業者をあまり信頼できないという理由にあるようです。
複数の業者を比較してみても本当に信用できるところは見つからず、そんなことなら自分でDIYしてしまおう!ということ。
ですが、業者を信頼できないという理由以上に、自分らしい住宅にしたいという考えもあるようですね。
日本以上に個性を大切にされているアメリカですから、ありきたりなリフォームでは納得できないのかもしれません。

DIYの傾向が強い住宅リフォームですから、アメリカではDIYリフォームに関するテレビ番組や雑誌などが豊富に揃っています。
DIYすれば費用も安価で済みますし、アメリカってお得ですね・・・

・・・なんて、日本を残念に感じるのは尚早。
日本でも住宅リフォームをDIYでできるのですよ。
ホームセンターへ行けば住宅修繕の用具や材料がたくさん揃えられていますので、まず探してみると良いでしょう。

外壁に光触媒塗装のリフォーム

住宅の内側の壁とは違い、外壁は年中風雨に晒されています。
だから外壁とはだんだん汚れていくもの・・・そんなふうに思ってはいませんか?
新築したばかりの頃は真っ白の綺麗な壁だったのに、いつのまにか黒ずんでいる。
そんな見るに忍びない姿を、仕方のないことと放っておいてはさらに汚れが進むばかりです。
外壁だって綺麗にしていたい!
そんな思いを実現するのが、光触媒塗装というもの。

住宅の外壁に施す一般的な塗装はシリコン製のもので、これは年月の経過に従ってだんだんと汚れていくものです。
しかし、光触媒塗装にすると、その汚れが自然と洗い流されるのです。

住宅の外壁は常に風雨に晒されているため、砂粒以外の汚れも付着します。
汚れと雨によって黒い苔のような藻のようなものも発生しますし、カビだって見える所や見えない所に生じてきます。
光触媒塗装なら、これらの藻やカビも分解してしまう性質があるのです。

住宅のリフォームとは、何も間取りや設備といった住宅の内側だけに施すものではありません。
他人から見た場合、住宅の第一印象とは外観から決まるもの。
でしたら、壁の美しさもなるべく長く保ちたいものですよね。
・・・そりゃあもちろん、外側の綺麗さと内側の過ごし難さというギャップが有ってもよろしくないですが(汗)

塗装とは厚さ1ミリにも満たない設備です。
でも、ただこれだけのことでさまざまな効果を期待できるのですから、リフォームの際にはぜひ考えておきたいですね。

リフォームの参考として

住宅のサンプルとして存在しているモデルハウスやモデルルーム。
モデルハウスは注文住宅を建てる人の参考としてあるものですし、モデルルームは新築マンションの代わりの見学の場としてあります。
モデルハウスもモデルルームも、これから新たに住まいを手に入れようとしている人のためのもの、というのが主な存在意義として間違いはないのですが。

かといって、住宅購入を予定している人しか見学できないのかというと、そんなことはありませんよね。
今はまだ貯蓄中だけど将来の住宅のために・・・という人だって見学できます。

さて、既に自分の住まいを持っており、リフォームを予定しているそこのあなた。
あなたもモデルハウスやモデルルームへ見学に行ってみませんか?
モデルハウスやモデルルームは、上記でも述べた通り住宅購入の予定が無い人でも見学へ行けます。
さすがに冷やかしで行くだけだとスタッフの迷惑になってしまいますけど、あなたには住宅のリフォームというれっきとした名目があります。

リフォームだって、参考になるものがなくては計画できません。
大部分を業者に任せるにしても、どこをどうしたいという要望がなくては業者も困り果ててしまうというのも。
カタログを見て考えることも可能ですけど、やはり実物を目にすれば実感もわくというものです。

一戸建てをリフォームするならモデルハウス(住宅展示場)へ、マンションをリフォームするならモデルルームへ。
まずは一度お伺いください。

マンションもリフォームできる?

住宅のリフォームというと、一戸建てを全体的に改装する様子を思い浮かべますけど、マンションだってリフォームできます。
さすがに賃貸マンションは入居者が勝手にリフォームすることはできませんが、分譲マンションであれば購入した本人がプランを立ててリフォームすることが可能なのですよ。

賃貸マンションをリフォームするのは大家さんが持っている権利ですね。
いずれ、大家さん向けに賃貸マンションのリフォームについてもお話しできればと思います。

ただ、分譲マンションがリフォームできるとはいっても、勘違いしてはいけないのが何をしても良いのではないということ。
分譲マンションの各部屋は入居者のものですが、マンションそのものは違います。
マンションには共用部分という箇所もありますので、そこはリフォームできないことになっています。

共用部分とは、簡単に言えば他人も利用する所、または他人の目に触れるところです。
マンションのエントランスや通路はもちろんのこと、部屋の玄関扉の外側だってそうです。
それから、壁そのものも。

ちょっとややこしいのがベランダですね。
ベランダの利用は住んでいる本人のみなので、その人が使い易いようリフォームしてしまいたいところでしょうが、外側からは他人の目にも触れます。
マンションの景観を考えると、リフォームしたがために一部分だけ異なっている・・・なんてことは避けるべきなので、基本的にベランダのリフォームは許可されていません。

キッチンリフォームの夢

今回はちょっと夢のある話をしましょう。
主婦の皆さんにお尋ねいたします。
あなたが住宅のリフォームを考えるなら、まず第一に何処をリフォームしたいですか?
おそらく10人中9人がキッチンと答えるのではないでしょうか。

キッチンは主婦が特に長くいる場所で、一日で何度も立つ場所です。
また、時間に追われて作業することも少なくないため、効率よく動けることも求められますし、なにより家族の口に入るものを作る場所ですから、清潔さが肝心重要になりますよね。
何をおいてもキッチンだけはリフォームしたい!
その気持ち、よ~く判ります。

キッチンをリフォームするチャンスがやってきたとしましょう。
どういった点を重要視してリフォームしたいですか?

当然システムキッチンにはしたいですよねぇ。
シンク、コンロ、作業台の位置はどうしましょう?
なるべく動線に合わせられており、中でもコンロは換気扇も必要としますから熱の行き場にも配慮したいですね。
そうそう、コンロはIHが理想的。
掃除も楽ですし、これを足掛かりにオール電化にできれば省エネやエコにも繋がるかもしれません。
冷蔵庫はコンロよりもシンク寄りに。
でないと、排熱の効率が悪くて電気代がかさんでしまいます。

作業台の高さは奥さん自身の身長に合わせましょう。
高すぎても低すぎても疲ればかりが溜まってしまいますからね。
包丁で食材を切るときに力を入れやすい高さ、というのもポイントです。

意外と考慮から省かれ易いのが窓。
棚を多くして収納量を多くしたいという気持ちもわかりますけど、ひとつくらいは窓を作って明るいキッチンにしてみてはいかがでしょうか。

住宅エコポイント(リフォームの場合)

リフォームの費用に関する制度といえば、住宅エコポイント制度というものもあるのですが、こちらは皆さんご存知でしょうか?
住宅リフォーム減税は1年前に新しくなる以前からもあった制度ですが、住宅エコポイント制度は今年の3月から始まったばかりの制度なので、まだ耳慣れない方も多いでしょうね。

住宅エコポイントとは、エコ住宅の基準に相当する住宅を新築、またはリフォームした際に発行されるものです。
家電のエコポイントの場合、商品の性能などに応じて決められたポイントを商品購入ごとにもらえますけど、住宅のエコポイントの場合、基準ひとつひとつに与えられたポイントを換算していきます。
家電とは違って、新築やリフォームって何度も繰り返し行えるわけじゃないですからねぇ・・・エコな設備や造りごとにいくらかのポイントが設定されていて、どれを住宅に組み込んだかによってポイントの合計が決まるのですね。

しかし、繰り返し行えないとは述べましたけど、リフォームに関してはそうでもありません。
というのも、住宅エコポイントの使い道は商品との交換の他、更なるリフォームも挙げられるためです。
住宅エコポイントの使い道はいくつかに定められているんですけど、その中に「追加リフォームの費用に充てる」というのがあるのですよ。
これは・・・おいしいのでは?

ポイントの対象となるリフォーム内容は当然エコに繋がることです。
簡単に言えば、窓、屋根、外壁などの断熱効果。
その他、バリアフリー化にもポイント対象となるものがあります。

住宅リフォーム減税

リフォームは新築ほどじゃないけどお金がかかる・・・と諦めてしまうのは早計です(家をより良く維持しなければならないのにリフォーム諦めるというのもおかしな話ですが^_^;)
平成21年4月・・・ちょうど1年前ですね。
実は1年前から「住宅リフォーム減税」というものが始まりました。
いえ、住宅リフォーム減税そのものは以前からもあったのですよ。
平成21年4月からは住宅リフォーム減税の対象となるリフォームプランが増えたと言った方が正しいでしょう。

以前の住宅リフォーム減税の対象となっていたのは、耐震・バリアフリー・省エネを目的としたリフォームプランで、ローンを利用した場合。
今回の新しい住宅リフォーム減税の対象となったのは、これまでのローンを利用した場合に加えて、それぞれローンを利用しない場合です。
・・・ローンを利用しようとしまいと、大きな負担がかかることは同じですからね。
どちらの場合も減税対象となるのは嬉しいことです。

そもそも、住宅をリフォームする人の中には、ローンを利用しない人の方が多いのだとか。
あるデータによると、リフォーム資金を自己資金で賄う人の比率は75.4パーセントと、ローンを利用する人よりはるかに高くなっています。
これには、リフォームする人の平均年齢が48.9歳と高く、年収や貯蓄も多くなっていることも理由にあるでしょう。
そのため、新築なら住宅ローンの理由はやむを得なくとも、リフォームくらいなら自己資金で何とかしたいという心理状況や、高齢から住宅ローンを利用しては老後にまで返済を持ちこしてしまうと危惧されるためと考えられますね。

家を点検してもらう

なんとなくリフォームの必要性を感じているのだけれど、何から始めると良いのか判らないという方は多いでしょう。
なにせ、家のリフォームはそう何度も繰り返し行うことではありませんからね。
リフォームの手順はその目的によっても変わってくるので、まずはリフォームの目的をはっきりさせなくてはなりません。

まずひとつめに、家の耐久性などは問題ないのだけど快適に暮らせる家にしたいという目的の場合があるでしょう。
使い易い間取りにしたいとか、収納場所を増やしたいといった場合です。

ふたつめに、目に見えて判る老朽箇所の修繕。
外壁のヒビや水道の水漏れなどです。

みっつめが、築年数を長く経た家のリフォームです。
これを目的としたリフォームが最も多いのではないかと思います(私の実家がまさにこれです)
しかし、この場合家全体のリフォームが必要となってくるため、具体的に何をどうすれば良いのか、自分では判断するのは難しいでしょう。
この場合のリフォームの手順ですが、何はともあれ業者に定期点検を行ってもらうようお勧めします。

そもそも、築10年も経てば、家の老朽化が感じられなくても定期点検は行った方が良いのです。
長い年月が経てば多少なりとも傷んでくるのは住宅も同じ。
築10年以上を過ぎているのに一度も点検を行っていないのであれば、今すぐにでも業者に定期点検を依頼しましょう。
点検で判ることは、築10年目のときと20年目のときとでは大きな差があります。

リフォームの必要性

私の実家は築40年程にもなる、地方の農家にありがちな古い住宅です。
古いといってもさすがに住めない程ではないのですが、壁は昔ながらの砂壁だったり隙間風や雨漏りがあったりと不都合は何かと多く、また私自身も幼い頃から乱暴な扱いをしてきてしまったがために、けっこうガタがきているのです。
そろそろ我が家もリフォームが必要か・・・と両親は呟いているのですが、何年も前からそのように言いつつ、結局リフォームせずに今に至ります。

そんな実家も、建てられた当時は流行りの内装で住み心地も良かったのだそうな。
しかし、時代の流れや家族の成長に伴い、リフォームが必要な時期が目の前まで迫ってきています。

建てられた当時はどんなに良い住宅に見えても、年数を経ればリフォームもやむを得なくなってしまうのですね。
また、住んでいればこそ不都合も見つかってくるものです。
私の両親以外にも、たった今「我が家をリフォームしたい」と考えている方は多いことでしょう。
現代のリフォーム技術は随分と優れていますし、リフォームすることによって取り付けられる設備も便利なものが多いです。
また、リフォームに関する制度にも頼れるものがたくさんありますね。

これらを総合的に判断すると、今こそ決断のときなのではないでしょうか。
今リフォームすれば、昭和の古い住宅も新築と見まごう変化を遂げることでしょう。
もちろん今だけでなく、この先もっと素晴らしいリフォーム技術が続々登場するとは思いますが・・・

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